突然ですが皆さん「サービス」という言葉にどのようなイメージをお持ちですか?
なにかしてあげることですか?それとも何かあげることですか?
介護の現場においても、「デイサービス」であったり、「介護サービス」であったり、あらゆる場面において「サービス」という言葉を耳にします。
いろんな言葉にサービスという言葉がつくけど・・・サービスって一体?!って思ったりしたことありませんか?
ところで、あっきーら、昔荷物の仕分けのアルバイトをした時のこと。(黒猫の出てきそうなあれね)一緒のシューターでとなりで仕分けをしていた、外国人の、ベトナムだったかな?20歳のかわいい子と一緒に仕分けていた時があったんですね。もちろんかわいいじゃないですか。そりゃもうちょっとしたアイドルの子かなってくらい。勇気を出してちょっと話しかけてみれば、笑顔で答えてくれるじゃないですか!そりゃもう最高!ってなもんですよ。たまに見とれちゃったりなんかしながら、ウハウハ気分で過ごしていて、仕分けもひと段落して、業務も終わりに近づいてきたころ、その子があっきーらに話しかけてきたんですよ。
「あなたやらしい」って。
ん?んん?え?なんで僕がやらしいって知ってるの?もしかして仕事中にじろじろ見てきてやらしい奴だなってばれちゃったのかしら。ってちょっと落ち込んでいたら、その後続けた言葉が
「あなた自分のとこだけじゃなく、大変なとこにすぐに手伝いに行く。あなたやさしい」こんなことをカタコトで言ってました!!
「やらしい」じゃなくて「やさしい」ね。 反省の気持ちが一瞬でうれしい気持ちに変わる、そんな複雑でもあり、うれしい気持ちにもなったっていう、あの頃のあっきーらでした。
まぁそんなことはいいとして、
今日はそもそもの疑問、「サービスって、一体何者?」
そんな疑問について考えてみたいと思います。
*ちなみに、一般的な説明をお求めであれば、WEB上で検索していただければと思います。ここではあっきーら流の考えをお伝えさせていただきますのであしからず。
まずは結論から
「サービスとは人に余計なものを売りつけて、なおかつ、ありがとう!と言わせるそんなお仕事です」
こんな風に言えるのではないでしょうか。
これだけ聞くと「えーなんでー?!意味不明。 わけわからーん」「サービス業をなめてんのかー」とか、おしかりも聞こえてきそうですけど大丈夫ですよね💦 進めさせていただきます。
サービス業って
例えば、イタリアンのお店に行ってカルボナーラパスタを食べたとします。
それ自体はサービスですか?ちょっとここで質問、あなたは家で自分でカルボナーラを作ることはできませんか?大抵の人は作ることはできると思うんです。調べながら、味の保証は別として)つまりお店からしたら、お客さんが自分でも作れるはずの料理を作ってお金を取っているというわけです。
上記の「余計なものを売りつけて」が、これにあたりますね。
ではなぜそれでもお店で頼むのでしょうか。
このお店でなければ味わえない味付けなんだ!とか、このお店の雰囲気が必要なんだ!とか、はたまた食べた後の片づけまでを込みでこの時間を買い取っているんだ!とか、自分では実現できない理由がたくさん出てきますよね。
このあたりが、上に出てくる「なおかつありがとうと言わせる」部分ですね。
つまり
サービスは余計なものを売ってはいるけど、そこに顧客側が自分で達成することのできない付加価値を付け加えているから売れる、成立する商売なんだということがわかると思います。
サービスで大切な部分は、この「自分では達成のできない付加価値」がいかについていて、売ることができるかということになるかと思います。だってそもそも行為そのものは自分でもできる事なのだから、付加価値がなければ、当然だれも買ってくれるはずはないですよね。
結論
サービス業は、売っている物自体は自分でもできる事なので、売り上げを出すことは、無理な商売ですが、プラスアルファを加えることで突然、売ることができる、そういう産業なのです。
ちなみに、物自体に価値があって商売が成り立つのは、農業とか(自分では米を作るのは無理だから生産者から買おうとか) 水産・畜産業(自分で牛肉を作るのは無理とかね)、第一次産業と呼ばれるものにあたります。
ここまで考えてきて、一つ質問です。
あなたの「サービス」は、本当にサービスと言えますか?
あなたは本当に介護サービスを提供できていますか?
あなたのサービスにはプラスアルファとなる付加価値がちゃんとついていますか?
あなたのサービスが無駄な努力とならないようにするために、こういった考え方も必要なんじゃないでしょうか。
本日はここまで。
*今度はおすすめのサービスの考え方を紹介していきますね。
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