「 誠実」は弱みを帳消しにしてくれる?
以前、老健で働いていた時のこと、駐車場の横の土手にレモンの木がなっていたんですね。ある日のこと、実がたわわになっていて、「あれでカクテル作ったらおいしかろうな」と思っていたら、思いが伝わったのか、事務のおっちゃんが「ほしいならいくらでも、もいで行っていいよ。その代わり必ず1個は残しておくんだよ。そうしないと次から実がならなくなちゃうから」ですって。へぇ~そうなんですね、って勉強になりながら、おいしいカクテルが作れて大満足なあっきーらでした。
本日のタイトル
「裏切りのグラス後編」
サービスの形って、本当にいっぱいありすぎてどこから説明していいのやら、困ってしまって、わんわんわわ…古いですね、すいません。最近のサービスの多様さに迷子になってしまいそうな、今日この頃。
今回はちょっと角度を変えて、あっきーらがサービスを考える上で「これは自分の思いと同じことがうまく表現されているな」と感じる漫画がありますので紹介してみたいと思います。言葉で説明されるより、頭に入りやすいと思いますので、おススメですよ。それは・・
漫画「バーテンダー」 集英社のスーパージャンプで連載が始まり、2006年10月14日から、同名のテレビアニメ、2011年2月よりテレビドラマ(嵐、相葉雅紀さん主演)放送。フランス帰りの若きバーテンダー佐々倉溜を主人公とし、バーに訪れる客やバーテンダー、溜を取り巻く人々を様々な酒にまつわるエピソードをからめながら描かれる人間ドラマ。
*以上Wikipedia等より説明を拝借しています。
それでは、今回、第一回の2。
ちょっと話が長いとの意見もありましたので第一回を分割してみます。あっきーらの気に入っている言葉を解説してみたいと思います。はっきり言ってあっきーらの偏見とは思いますが、あまり気にせず見ていただければと。
*ここから先はネタバレにつながるかもしれませんので、興味を持たれた方は先に漫画をお読みいただければと思います。
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それでは、素敵な言葉をどうぞ・・・
②「申し訳ございませんお客様っ、お願いいたします…もう一度作り直させてください!」 「内田…もしこのカクテルを作り直さなければお前は永遠に失敗したバーテンダーとしてお客様に記憶されただろう、 その失敗は二度と取り返せない。
だが、お前に作り直す誠実さがあり、そのための努力を続ける限り…客も世界中のバーテンダーもお前を助けてくれる。バーテンダーというのはそういう仕事だ」 (バーテンダー2巻Glass13裏切りのグラス後編より)
⇒お客様を裏切らず誠実である限り、その失敗は許され認められる。これってとても介護の現場に当てはまりますよね。失敗を一度でもすると利用者から「この人には対応させないで!」と怒られる人もいれば、失敗してもいつもの信用がある人は、「失敗することもあるよね。仕方ないよ」と許される人もいる、この違いって、上記の積み重ねに他ならないですよね。
いつだって誠実に、そして前向きに当たって砕けてみてください。そんな人の失敗を責めるような、偏屈なご老人は、まあいませんから。
ここでちょこっとお酒のお話
お酒の話というか、今日はせっかくなんでレモンについて少々。レモンを絞るときと言えば、から揚げ、タン塩、さっぱりさせたいときに最適ですね。カクテルにも必ずと言っていいほどレシピにレモン果汁が出てきます。カクテルだと香りづけの意味合いが強いですね。
例えば「マルガリータ」だと、テキーラ・ホワイトキュラソー・そしてレモン。香りがつきながら、アルコール度の強さを緩和してくれる、そんな万能の立場でいてくれるのがレモンです。そしてこれがまた、レモンコンクと絞ったレモンでは全く味が異なってくるので、とても不思議なものです。絞ったレモンは酸っぱさよりもレモンの甘みをダイレクトに感じることができます。
居酒屋でも即興で作れるカクテル?として、ビールにレモンを絞るのがおススメです。ビールの苦みがサッパリとして・・・結局サッパリさせちゃってますね。
今回はこのくらいまで。2巻の中から抜粋してみました。
サービスってわかりやすくも、やはりむずかしいものですね。
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